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2021年1月 7日
山陽堂書店メールマガジン【2021年1月7日配信】
山陽堂書店ではメールマガジン配信しています。
配信をご希望される方は件名に「配信希望」と明記のうえ、
sanyodo1891@gmail.com(担当 マンノウ)までご連絡ください。

山陽堂書店メールマガジン【2021年1月7日配信】

みなさま

あけましておめでとうございます。
年が暮れていくなぁと思ったら、もう年が明けていました。
正月ぼけが抜けきっていないような、そんな心持ちです。
さて、今年初めに紹介するのは、ぼけっとしたままでも、
シャキッと切り替えても、どっちにしろ笑ってしまうこちらの絵本。
「たぷの里」藤岡拓太郎 さく・え(ナナロク社)
2021.1.7.1.JPG
https://nanarokusha.shop/items/5e37d6c894cf7b13e5066e1d
若手ギャグ漫画家(という肩書きであっている?)であり、
1ページ漫画作品集「夏がとまらない」(ナナロク社)でも知られる藤岡拓太郎さん初の絵本です。
力士(と思われる)たぷの里。
とぼとぼとぼと歩いている男の子の頭や、ぴょーんぴょーんぴょーんと跳ねている女の子の頭に、
その大きなお腹を「たぷ」と乗せます。(「たぷっ」ではない)
ページを捲るごとにシュチュエーションが変わり、その後も「たぷ」が続きます。
それがなんともおかしい。
たぶん子どもたちは、大きなお腹が乗っている(乗せられている)という事象に笑ってしまうことが多いのではないかなと思うのですが、
30過ぎたおじさんの僕としては、たぷの里とお腹を乗せられた各人の表情が気になって、「それどんな感情なのよ?」笑ってしまいます。
この絵本の対象年齢は「赤ちゃんから君まで」となっているのですが、たしかに老若男女みんなを笑わせてしまう破壊力を感じます。
人が笑うというのはこの世で一番豊かなことのひとつだと思うので
笑ってしまう絵本をつくってくれた藤岡拓太郎さんに感謝です。

〈GALLERY SANYODO展示〉
「山陽堂書店 年賀状展  2021.vol.0」
会期:2021年1月8日(金)〜1月30日(土)
平日11−19時 土曜11−17時 日曜休 ※1月8日(金)は17時まで
イラストレーター・デザイナーのみなさんから山陽堂書店に届いた50点以上の年賀状を展示します。
精悍な丑や初めて目にするタイプの丑、縁起物やおせち料理が並んだもの、本が描かれたものなどなど。
年初めにさまざまな年賀状をお楽しみいただければと思います。
ポスターにも使用しているメインビジュアルは岡本健デザイン事務所に所属する紺野達也さんに制作していただきました。
開廊時間は変更の可能性もありますので、ご来場前にご確認下さい。
展示情報はこちら。
https://sanyodo-shoten.co.jp/gallery/schedule.html

山陽堂書店から徒歩5分のOPA galleryでも新春企画「招き猫 展」が開催されます。
当店の年賀状が展示されているイラストレーターの方々も多く参加されています。
年賀状展と合わせてお楽しみください。
展示会期:1月8日(金)〜13日(水)
詳しくは下記URLをご覧ください。
http://www.opagallery.sakura.ne.jp/galllery.html



〈山陽堂珈琲 今週・来週の営業日〉
1月8日(金)13〜17時
1月9日(土)11〜17時
1月13日(水)13〜19時
1月14日(木)13〜19時
1月15日(金)お休み
1月16日(土)11〜17時
SNSでも営業日をお知らせしています。
twitter:@sanyodocoffee
instagram:sanyodocoffee
ご入店は閉店の30分前までにお願い致します。
状況により営業日時が変更となることもございますが予めご了承ください。
※変更の場合はHP・SNS等でお知らせ致します。

今日の追伸は「わんぱく相撲の彼はいま。」です。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
それではまた来週のメールマガジンで。

追伸

小学生の時に所属していたサッカーチームに、わんぱく相撲の全国大会に出場したチームメイトがいた。
その子は芸能活動もしていて、NHK教育で放送されていた「さわやか3組」にも出演していた。
グランドではディフェンダー、土俵では渋谷区の横綱、3組では学級委員長(役)、
そういえばラグビーもしていて、活躍の場の多い忙しい小学生だった。
相撲部屋からスカウトを受けていたけれど、中学ではラグビーを続けるとのことで、角界入りすることはなかった。
チームを卒業してからは、医師である彼のお父さんにはお世話になることはあったものの、
彼とは会うことのないまま長い時間が過ぎた。

最後に顔を合わせてから10年余りが経った頃。
サッカーのクラブワールドカップを放送する日本テレビの番組に、元日本代表の選手たちと共に画面に映る彼の姿があった。
周囲からそのような話は聞いていたものの、アナウンサー「安村直樹」としてテレビにでている彼を目にするのはそれが初めてだった。
「わんぱく相撲からアナウンサーかぁ」
ラグビーでも活躍したそうだけれど、知人から聞いた話によると大学ラグビー部内では「おもしろくて有名」だったいう。
画面越しの一方的な再会で妙な感覚ではあったけれど、自分に合った土俵で活躍している姿を嬉しく思った。

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