みなさま
こんにちは。
お店からだす年賀状はすでに用意できているのですが、
友人らへ送る個人用の年賀状デザインがまだ決まっていません。
デザインと呼べるほどのシロモノを毎年つくっているわけではない
「今年もこんな調子で生きてまいります」
どうしましょう、もう年末も年末なのに。
さて、今回のメールマガジンでご紹介するのはこちら。
「日本文学全集 08 」池澤夏樹=個人編集・河出書房新社のなかに収められている「
http://www.kawade.co.jp/np/
今年8月7日配信のメールマガジンに登場してくださった噺家の三
町田康さんの訳が話題になっているのは耳にしていたものの、「
店頭で実物を目にして「これはほとんど辞書だなぁ」
つまりは、どうしてもなかなかに手をのばせなかったのです。
が。
山陽堂ブック倶楽部(読書会)
「来年1月の読書会、
笑わずして読み進められません。
(「っふぁ」という音がしたので何だ?
「奇怪な鬼に瘤を除去される」という話。(いわゆる「
一世一代の踊りを終えたお爺さんは鬼たちから拍手喝采を浴び、
踊りの興奮冷めやらぬお爺さんが息を弾ませつつ返した言葉。
町田康さんの訳によるとこうなります。
「はい。絶対、また呼んでください。
自分的にはまだ納得できていない演技がいくつかあって、今回、
気に入ってもらって、また、呼んでもらえるんだったら、
笑ってしまう。
さっきまで陰に隠れて縮み上がっていたお爺さんが、
振り切ったテンションのまま鬼たちと喋っちゃっている姿が目に浮
踊りだすまでの、
訳を読むと「お爺さんそんなこと言ってないでしょ!」と、
たしかに"そんなふう"には言っていないかもしれません。
ただ、
町田康さんの訳を、ただおもしろいだけではなく、
ある翻訳家の方が先日当店にお立ち寄りくださったときにこの本の
「(翻訳家や作家界隈では)ここまで自由に訳していいのか!
収められている話はいわゆる"下ネタ"も多く、「陰」
こんなにお下劣な話が古くから語り継がれているのは何故だろうと
鎌倉時代の貴族も武士も坊さんも、
2021年1月の山陽堂ブック倶楽部では、「日本文学全集 08 」に収められた町田康さん訳による「宇治拾遺物語」P.203〜
開催日程や申込み方法は下記よりご確認ください。
とにかくもう笑ってしまいますので、あとはみなさん、
時節合いましたら山陽堂ブック倶楽部で笑いをご一緒しましょう。
三遊亭好二郎さんが登場してくださった8月7日配信のメールマガ
https://sanyodo-shoten.co.jp/
◇第15回山陽堂ブック倶楽部(オンライン)
課題本:「日本文学全集 08 」池澤夏樹=個人編集・河出書房新社
※対象となるのは「宇治拾遺物語」町田康訳(P.203〜386
日程:2021年1月28日(木)19時より20時30分頃まで
参加人数:8人
参加費:1,000円
申し込方法:sanyodo1891@gmail.com(担当 マンノウ)宛てに「1月山陽堂ブック倶楽部参加希望」
※12月29日〜1月4日の間はお休みのため、
◇第16回山陽堂ブック倶楽部(オンライン)
課題本:「永い言い訳」西川美和・文春文庫
日程:2月未予定
〈郵送販売について〉
ご注文方法等詳しくはこちらよりご確認ください。
https://sanyodo-shoten.co.jp/
〈山陽堂書店 年末年始営業日〉
2020年
12月28日(月)11〜15時
12月29日〜1月4日 休業
2021年
1月5日(火)〜1月9日(土)11〜17時
1月12日(火)より通常営業
〈山陽堂珈琲 年末年始営業日〉
※こちらは3階喫茶の営業日時です。
2020年
12月24日(木)13〜19時
12月25日(金)13〜19時
12月26日(土)11〜17時
12月28日(月)11〜15時(年内最終営業日)
2021年
1月8日(金)13〜17時
1月9日(土)11〜17時
SNSでも営業日をお知らせしています。
twitter:@sanyodocoffee
instagram:sanyodocoffee
ご入店は閉店の30分前までにお願い致します。
状況により営業日時が変更となることもございますが予めご了承く
※変更の場合は当店HPにてお知らせ致します。
山陽堂書店HP:http://sanyodo-shoten.
今日の追伸は「楽しいことと、勝つことも負けることも。」です。
(※「七五三(後編)」
いまさっきジャージー牛乳とフィンランドパンの合計金額が111
今日どこかでお会計(偶然生じた合計金額)が1224円だった方
「おぉ!」くらいしかお返しできないのですが。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
山陽堂書店
萬納 嶺
追伸
12月20日の日曜日。
駒沢オリンピック公園の第一球技場で小学1年生のミニサッカー大
この日は担当しているコーチのアシスタントとして参加させてもら
選手たちとは夏に浜辺がある公園で会って以来。
「遊んでいるときはあんな感じだったから、
サッカーをするところを見るのは初めてという子も何人かいて、
公園での様子を思い出しながら勝手にその選手のプレーの特徴を想
事前に確認した大会要項の一つには「勝つことではなく、
その通りだと、僕も思う。
6歳、7歳の選手の心身に「楽しむこと」に先んじて「勝つこと」
1年生の試合であっても勝敗があっていいとは思うし、
ただそれは、楽しんだ結果として生じたものでなければならない、
特にこの年代の選手たちにとっては。
予選リーグが始まる。
担当コーチがゴールを守るキーパーだけ指名して、
攻撃が好きな選手、まずは守ることを考える選手、
ポジションを決めずとも、
12分という短い時間の中で、
交代を指示された選手を送り出すときに僕も声をかける。
「たっちゃん!寒いからコート貸して!」
「いいよっ!」
フィールドの中に駆けていく背中に感謝しつつ彼が脱いでいったコ
予選リーグでは2試合目を落としてしまったものの、
1位トーナメントが転がり込んできた。
それが伝わると「まだ優勝できるの!?」と選手たちは喜んだ。
「勝ちたい(優勝したい)」
良いなと思う。
彼らは試合に勝つこと、前に進んでいくこと、
課せられた勝利ではなく、刷り込まれた勝利への欲求ではなく、
彼ら自身から生まれた(内から発せられた)「勝利する喜び」
気合いの入った彼らは準決勝で勝利し、決勝に進出。
決勝戦の相手は事前に見る限り、
始まった決勝は僕の予想とは異なり、
しかし、何度かあったビッグチャンス(コーチ3人揃ってベンチか
コーチがペナルティーキックを蹴りたい人を募ると、
その様子をみて「すんげぇサッカー楽しんでんじゃん!」と、
外してしまったらどうしようなんてことは微塵も考えてない。
「ゴール決めたい!」「シュートしたい!」「ボール蹴りたい!」
昨年まで僕がみていたときにはこういった場面であまり積極的にで
PK戦では勝つことができなかった。
優勝に歓喜する相手を横目に、
「負けちゃったー!」と明るい調子の選手もいれば、
かと思えば悔しくて泣いている選手もいて、
勝つことも負けることも、
「みんな今日はサッカー楽しかっただろうなぁ」と、
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