みなさま
こんにちは。
GWはいかがお過ごしでしたでしょうか。
連休中お店はお休みだったのですが、僕は5月5日に10分だけ仕
TBSラジオ ACTION 毎週火曜日の「
当店を紹介してもらえることになり、
放送後1週間まで聴くことができますので、
恥ずかしいので僕は聴き直すことはございませんが、ごり男くんか
「しっかりしたもんでしたよ」という、
まるで後輩からとは思えない言葉で評価をいただきました。
今日の追伸は僕のリハーサルに付き合わされたごり男くんの話です
(※ごり男くんは大学時代の、
放送のなかでは山陽堂書店の紹介のほか、4月30日に始まったB
このプロジェクトはいまこの状況のなかで、まちの書店・
「ミニシアター・エイド基金」に倣った形でB&Bの内沼晋太郎さ
集められた支援金はより困窮度の高い書店に配当される仕組みにな
山陽堂書店も「図書券参加書店」
(※書店の参加方法は「参加店」「図書券参加書店」「賛同」の3
厳しい状況にあるのは書店だけではないことは承知のうえでのお願
まちに本屋があり続けられるよう、
ご協力のほどどうぞよろしくお願い致します。
Bookstore AIDについて詳しくはこちらをご覧ください
さて、ラジオでは時間に限りがあって紹介できなかったのですが、
本当は紹介したかった本がもう1冊ありました。
『「考える人」は本を読む』河野通和(角川新書)800円+税で
著者である河野さんは新潮社の雑誌「考える人」(※現在休刊・「
河野さんの"メルマガ"はその内容のおもしろさから、18,
本書ではそのなかの27回分を選び、25冊の本が紹介されていま
この本にはひとりでは知りえなかった本の世界の、
紹介文は本の内容だけでなく、その周辺のことがらや、
それだけでも読み物としておもしろく、
紹介されている25冊はほぼすべて、
きっとみなさんも僕と同じように、
現在河野さんは糸井重里氏が主宰するほぼ日の"学校長"
メールマガジン「ほぼ日の学校長だより」を毎週配信しています。
毎回読み応えのある贅沢な内容(
誰でも無料で簡単に登録できますので、
河野さんからもご了承いただきましたのでURLを記載しておきま
ラジオのなかで紹介した本はこちらです。
『本を読めなくなった人のための読書論』若松英輔(亜紀書房)1
読書という行為をもっと気軽に捉えさせてくれる、そんな本です。
タイトルは読書論となっていますが、
薦められた本(しかも自分から尋ねておいて)
なかなか読み進められず、あるいは開くこともないまま、
それが積み重なっていく部屋の一角。
目に入る度に静かにゆっくりと責められているような気持ちを覚え
本書にある「読めないときは読まなくて良い」など、
一旦置かれた彼らは怒っていたわけではなく、「罪と罰」も「
ただそのときを静かに待ってくれているのでした。
本を読むことからしばらく離れている方におすすめですが、
普段読まれている方にとっても読書という行為について新たな捉え
詳しくは本のなかで。
〈今週のおすすめ本〉
◇「あの本は読まれているか」ラーラ・プレスコット(
冷戦下のアメリカとソ連、そして"一冊の小説"。
史実に基づき書かれた本書では、作家をめぐる東側の話と西側
文学の力で世界を変えるための武器とされた"一冊の小説"
実在する"一冊の小説"は映画化もされていて、
本の装丁は山陽堂ブック倶楽部の主催メンバーのひとりでもありま
ブックデザイナーの藤田知子さんがされています。
郵送販売についてのご案内はこちら、
今週も最後までお読みくださりありがとうございました。
それではまた来週のメールマガジンで。
山陽堂書店
萬納 嶺
追伸
「ごり男、いまから一気に喋ってみるから聴いてて。(中略)
「まんのさん、ラジオかなんか出るんですか?」
「まぁそうなんだけどさ。また電話するわ」
本番前にもう一度ごり男に電話して一方的に喋り、
あれこれ考えてしまうと緊張してしまうので、
誰もいない山陽堂書店で「学園天国」
本番後すぐにごり男に電話をすると、
「ラジコで聴いているんですけど、
(しばらく間があって)
「はい、こっちのまんのさんは終わりました」
「まんのさんは終わりましたって、なんか違う言い方ないの?
「いや、まぁ、そうですね、しっかりしたもんでしたよ」
「うるせーよ」僕は笑いながら電話を切った。
もしうまくやれていたのであれば、