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2019年12月 3日 更新
「さざなみの記憶」文・安西カオリ 絵・安西水丸
 ウエイトレスが分厚いコーヒーカップをテーブルの上に置いた。
コトンと音がすると、深i煎りの豆特有の豊かな香りが立ち込め、
遠い記憶をたぐり寄せる。
 「ダブルエスプレッソ」
 買い物帰りに入ったその店のメニューに書かれてあったので頼んでみた。
 たっぷり砂糖を使った甘いデザートに、ほろ苦いエスプレッソがよく合う。
 初めて「ダブルエスプレッソ」を口にしたのは十代の頃、父と入った喫茶店で、
先に注文したのは父の方だった。「エスプレッソ」を二倍に濃くした飲み物が
出てくると思った私の間違いを正してくれた。いつも飲んでいるコーヒーとは違う、
濃厚な味とその強い香りのせいか、その喫茶店には特別な時間が流れていた。

                                                「さざ波の記憶」本文抜粋

 父が残してくれたイラストレーションに文章を添える形で、この一冊ができたことを
とても有り難く思っています。旅先や訪れた様々な場所を父が青インクでスケッチして
きたものが登場しています。
 この中では、父との思い出、日々の暮らしの中でのこと、旅先でのこと、東京で
生まれ育った私が東北で暮らすようになってからのこと等々を綴っています。
 
                         「さざ波の記憶」あとがきより抜粋



◇「さざ波の記憶」新潮社図書編集室刊 1,800円+税






 
2019年11月13日 更新
岩崎俊一著『大人の迷子たち』1,300円+税 廣済堂出版
「僕はふと、僕がこうして酒場で飲んでいる今も、日本のどこかで、

死に行く犬や猫を抱きしめて泣いている人がいるのだと思った。

その悲痛な姿が一瞬頭をよぎり、僕の胸をしめつける。
 
 地球という星は、なんと切ない星なのだろう。

 人と人だけじゃない。人と他の生き物の間にだって無数の愛が行き交っている。

愛があふれる場所には、また涙もあふれるのだと思った。」

-本文よりー

谷内六郎さんとの本「昭和というたからもの」の著者で、

コピーライター・クリエイティブディレクター岩崎俊一さんのエッセイ集。

2019年11月 8日 更新
安西カオリ・安西水丸 『さざ波の記憶』出版記念展
安西カオリ・安西水丸『さざ波の記憶』出版記念展


会期:2019年12月4日(水)〜21日(土)
    平日 11-19時  土 11-17時  ※12月14日(土)・日曜祝日休み
会場:GALLERY SANYODO (山陽堂書店2階) 


安西カオリの初エッセイ『さざ波の記憶』(新潮社図書室)の出版を記念し、

本に収録した、父・安西水丸のイラストレーションを展示します。

鮮やかな青のインクで描かれた〈ブルースケッチ〉シリーズと、父との思い出や、

日常に潜む美しさや可笑しみを綴った文章。

娘と父のコラボレーションをお楽しみください。






 
2019年10月30日 更新
BRUTUS2019.11.1号 本屋好き。書を探しに、町へ出よう!
ニッポン全国、本屋の旅104軒!人気書店員&看板猫も登場。(税込700円)

ただいま山陽堂書店のギャラリーにて、庄野ナホコさんの個展開催中です。
BRUTUSの表紙の原画も展示しております。

庄野ナホコ「Books & Birds」展

会期:2019年10月30日(水)〜11月9日(土)
月 - 金 11〜19時 土 11〜17時  日・祝休み


読書週間によせて、本と鳥をテーマに庄野ナホコの小さな個展をいたします。
庄野が仕事で描きました本の表紙原画と、鳥をモチーフにしたオリジナル作品の
展示です。秋のお出かけの際、お立ち寄り頂ければ幸いです。(庄野ナホコ)
庄野ナホコ  イラストレーター・絵本作家
書籍や雑誌などのイラストレーションを中心に活動。また絵本も手掛ける。
作・絵の絵本に「ルッキオとフリフリ」シリーズ(講談社)、「北極サーカス」
(講談社)。イラストレーションにブルータスの「~好き。」シリーズ表紙、
「雪の練習生」(多和田葉子著、新潮文庫)表紙、「オトナのたしなみ」
(柴門ふみ著 キノブックス)表紙、など。



2019年10月28日 更新
「昭和というたからもの展 冬」2019年11月13日(水)- 11月30日(土)
「昭和というたからもの 冬」オモテ面.jpg 「昭和というたからもの 冬」ウラ面2.jpg

「昭和というたからもの展 冬」
会期:11月13日(水)- 11月30日(土)
   平日 11-19時  土 11-17時  ※11月16日(土)・日曜祝日休み
主催:昭和というたからものプロジェクト委員会


2020年に再び「東京オリンピック」を迎えようとするいま、
一人でも多くのひとに谷内六郎氏と岩崎俊一氏のメッセージにふれていただきたく、
ポスター展を企画しました。 ― 昭和というたからもの プロジェクト委員会

◇「昭和というたからもの」 谷内六郎 岩崎俊一(講談社)

創刊号からの「週刊新潮」表紙絵で知られる谷内六郎さん。
その季節感あふれる、田園での暮らしを描いたひとコマ、ひとコマに、
広告業界の第一人者・岩崎俊一さんがコピーを添えた大人の絵本です。
おだやかな家族の時間が流れる絵に、優しく、鋭く、コピーライターの言葉が呼応して、
私たちが失ったものを問いかけます。
平成生まれの若者たちにも届けたい、大切な日本の原風景(たからもの)です。
それは自動車ではなく子どもが道路を駆けぬけていた時代。
大きな掛け時計が時を刻んでいた部屋、いつも母が散髪してくれた縁先、
兄弟姉妹で火鉢を囲んだ夕暮れのひと時。何が便利で、何が幸せか。
急速な経済成長と都市化のなかで変わってしまった家族の絆を見つめ直す一冊。   
 -講談社ホームページより-