「御書印」は、人と書店を結ぶ印です。
御書印店を訪れると、そこで書店員が選んだ本と偶然に出会うでしょう。
そしてあなたはこれまで知りえなかったことにふれるかもしれません。
御書印帖の使い方は自由です。
書店で出会った本を書き留めたり、気に入った物語の一節を書き添えたり、
旅先での思い出をそっと綴じ込めたり。
さあ、御書印帖を持って本と書店を巡る旅に出かけましょう。
-御書印帖より-
2020年3月から始まる「御書印プロジェクト」に山陽堂書店も参加いたします。
今後、言葉やスタンプが時期によって変わることもあるかもしれませんが、
第一回目のスタンプと言葉を紹介いたします。
こちらの山陽堂書店のスタンプは、昭和11年ごろのものです。
当時スタンプラリーが流行っていたようで、10数年前に近所のおじさんが山陽堂書店のペ-ジだけ外して持ってきてくれました。
明治神宮の杜を背景に、昭和6年(1931)に建てたばかりの当時の山陽堂書店が描かれています。
文字が右から書かれているところに時代を感じます。
そのページにはもう一つスタンプが押されていて、そちらには湯島聖堂の景色と共に
「雑誌週間 雑誌一読 常識百倍」とあります。
「商売とは、利を得るために努力し周囲も潤す。」の言葉は、関東大震災、太平洋戦争を乗り越えて店を続けてきた二代目店主・萬納修一によるものです。
ぜひ、青山にお出かけの際はお立ち寄りください。
山陽堂書店
【御書印帖詳細】
御書印代 200円(税込)
受付日時 日曜祝日を除く 月-金 11時-18時 土11時-16時(不定休)
*状況によって対応できない場合は、御書印紙を頒布いたします。
*スタンプや言葉は変更されることがあります。