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2015年11月27日 更新
フェルディナント・フォン・シーラッハの最新作『カールの降誕祭』酒寄進一 訳(東京創元社)1500円+税
本屋大賞翻訳小説部門第1位『犯罪』のシーラッハによる珠玉の3編と、気鋭の版画家タダジュンによる謎めいたイラスト。ふたりの天才が贈るブラックなクリスマス・プレゼント。

フェルディナント・フォン・シーラッハ

1964年ドイツ、ミュンヘン生まれ。ナチ党全国青少年最高指導者バルドゥール・フォン・シーラッハの孫。1994年からベルリンで刑事事件弁護士として活躍する。デビュー作である『犯罪』が本国でクライスト賞、日本で2012年本屋大賞「翻訳小説部門」第1位を受賞した。2010年に『罪悪』を、2011年に初長篇となる『コリーニ事件』、2013年に長篇第二作『禁忌』を刊行。
http://www.schirach.de/


酒寄進一

(サカヨリシンイチ )

1958年生まれ。ドイツ文学翻訳家。上智大学、ケルン大学、ミュンスター大学に学び、新潟大学講師を経て和光大学教授。主な訳書に、イーザウ《ネシャン・サーガ》シリーズ、コルドン『ベルリン 1919』『ベルリン 1933』『ベルリン 1945』、ブレヒト『三文オペラ』、ヴェデキント『春のめざめ――子どもたちの悲劇』ほか多数。 


東京創元社HPより



ただいま山陽堂のギャラリーにて、装丁を担当されたタダジュンさんの個展開催中です。
会期中(11/27-12/12)当店にて『カールの降誕祭』お買い上げの方に、
タダジュンさんのミニ版画をプレゼント。