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2015年3月 6日 更新
予約受付中!『大坊珈琲の時間』大坊勝次・キムホノ著 木村一成写真 発行自由空間2500円+税
予約受付中!『大坊珈琲の時間』大坊勝次・キムホノ著 木村一成写真 発行自由空間2500円+税

表参道「大坊珈琲店」でのキムホノの定位置は、L字カウンターの角近く。

展覧会などで東京にいる時は連日、開店からお昼まで

手回しロースターで豆を焙煎する大坊勝次の真ん前に陣取り

「大坊珈琲の時間」を楽しんでいた。

ビルの取り壊しにより、四半世紀通った

かけがえのない場がなくなると知り、着想されたのが、この本だ。

 

閉店1カ月前の20131123日、愛知県より日帰り取材を敢行。

201496日に下北沢「B&B」で開催された

『大坊珈琲店』(誠文堂新光社)刊行記念イベントを皮切りに、

東京、名古屋、瀬戸と場所を移しながら

珈琲について、店と経済について、つくることについて、

好きなことをして生きていくことについて、存分に語り合った。

流されず、自らの足で凛と立って生きるふたりの姿と言葉を

ひとりでも多くの人に届けたい。

 

『大坊珈琲の時間』

大坊勝次・キムホノ  写真 木村一成

A5変形判 本文152p

カラー 64p + モノクロ 88p


著者:

大坊勝次

1947年岩手県盛岡生まれ。「大坊珈琲店」店主。1975年の開店以来、自家焙煎、ネルドリップというスタイルも内装も変えずに営んできたが、201312月にビルの取り壊しにより、惜しまれつつ閉店。

 

キムホノ

1958年愛知県瀬戸生まれ。独立以来30年間、常に「まだ見ぬもの」を追い求め、陶芸、絵画、書などをつくり続ける。

 

写真:木村一成

1966年愛知県一宮生まれ。幅広いメディアの撮影を手掛けるかたわら、渓流釣りと渓流魚の記録撮影も長年続けている。

知的障碍者を撮影したルポ作品「眼差し」にて、中日新聞社賞受賞。『棲』特集ほか、連載「この人、この棲」を担当。