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2014年12月18日 更新
2015年2月10日(火)14日(土)『ロシア・ピアニズムの贈り物』刊行記念ピアニスト・原田英代さんトークショー
2015年2月10日(火)14日(土)『ロシア・ピアニズムの贈り物』刊行記念ピアニスト・原田英代さんトークショー
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いま、もっとも注目されるピアニスト・原田英代さんが、
初めての本『ロシア・ピアニズムの贈り物』のなかで紹介した巨匠たち──
リヒテル、ギンズブルグ、フリエール、メルジャーノフ、ギレリス等の貴重な演奏映像を解説しながら、
ロシア・ピアニズムのエッセンスについて語ります。
ロシアに伝承する「重量奏法」や「歌うピアノ」の謎に、
ピアニストの経験と感性で近づいていく稀有な機会へようこそ!
                                           
【原田英代さんトークショー詳細】
日時
●2月10日(火)午後7時より(開場午後6時半)
●2月14日(土)午後4時より(開場午後3時半)
場所
ギャラリー山陽堂2階
参加費
1,500円(事前のお支払い。返金はできませんのでご了承ください。)
お申込方法:店頭・下記問い合わせメール・電話・ファックス
 mail: info@sanyodo-shoten.co.jp
 tel:03-3401-1309 fax:03-3401-1358

【みすず書房ホームページ『ロシア・ピアニズムの贈り物』より】
1945年全ソ連演奏家コンクールでリヒテルと首位を争ったロシア最長老の名匠にして、65年間モスクワ音楽院で教えたヴィクトル・メルジャーノフ(1919-2012)。彼の愛弟子だったピアニスト原田英代がロシア的《響き》の謎を追った。
グリンカ、チャイコフスキー、ラフマニノフ、ショスタコーヴィチ、ホロヴィッツ......数多の卓越したピアニスト・作曲家を輩出し、世界を震撼させたロシア・ピアノ楽派とは何なのか。19世紀からソ連時代をへて現代へと、どのような教えや技法が受け継がれてきたか。
古来、ロシアの教会では楽器の演奏は許されず、人間の声による典礼だけが行われ、また民衆の生活には歌があった。《歌》がロシア音楽の基盤であり、そこから独自の「語る音楽、歌うピアノ」が確立した。
フランツ・リストの弟子たちを源流とする豊麗たる系譜。楽譜の読み方。身体の使い方。スタニスラフスキーに学ぶ感情表現。言語のリズムと音の関係。演奏活動の実際。
ロシア・ピアニズムを特徴づける「重量奏法」の習得を果たし、ドイツを拠点に活躍、師匠の教えを胸に精進しつづけるピアニストにしか書けない本書は、ピアノを弾く人にはインスピレーションを、音楽愛好家には驚きを届けるだろう。
四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/320頁
定価 3888円(本体3600円)
ISBN 978-4-622-07843-2 C0073
2014年07月24日発行 

〈みすず書房HP〉