谷口智則さんは、
20歳の時にボローニャ国際絵本原画展を見て、独学で絵本を作り始め、
金沢美術工芸大学で日本画を専攻しながら、絵本の制作を続け、
日本画の持つ空間や色調を活かした今の作風を確立されました。
読んだ人が絵本の世界に入り込め、
登場人物の想いや言葉が空間に浮かんでくるような絵本作りを心掛け、
たとえ言葉が通じなくても、子どもから大人まで世界中の人々に
想いと感動が伝わるような絵本作りを目指しているそうです。
『MONKEY』新創刊されたとき、この表紙をかざったあの愛嬌のある猿はいったい
誰が描いたのだろうと思いました。
この度ギャラリー山陽堂で原画展を開催できますことをたいへん嬉しく思っています。
山陽堂では谷口さんがフランスで出版された絵本も販売いたします。
(フランス語と日本語で書かれています。)
ぜひ手にとってご覧ください。