安西水丸の絵と言葉展『一本の水平線2024』


会期: 2024年9月18日(水)~10月12日(土)
開廊時間:平日 11〜19時 土 11〜17時 日・祝休み

ゆるやかに季節を追った、絵と言葉。
「安西水丸カレンダー2025」の発売を記念して、新作ジクレー版画展を開催いたします。
安西水丸さんは少年時代を房総半島にある海辺の町で過ごしました。
そこから望んだ広大な海や水平線は、作品の中に脈々と息づいています。
本展では、数万枚を超える膨大な絵の中から厳選した作品を、残された言葉とともにお届けします。

カレンダー作品に加え今回は特別に、全国巡回中の展覧会「イラストレーター 安西水丸」で復刻制作したジクレー版画より、
村上春樹さんとの共著、『象工場のハッピーエンド』掲載作品も展示いたします。
*ジクレー版画はすべて受注販売予定

安西水丸 あんざい・みずまる(1942-2014)
東京生まれ。イラストレーター。
日本大学芸術学部卒業後、電通、ADAC(ニューヨークのデザインスタジオ)、平凡社でアートディレクターを務める。
1981年、フリーのイラストレーターに。
以降、広告、雑誌の表紙や挿絵、書籍の装画などで活躍のかたわら、
小説、エッセイ、漫画、絵本など数多く手掛け、今なお高い人気を博している。
朝日広告賞、毎日広告賞、日本グラフィック展年間作家優秀賞、キネマ旬報読者賞など受賞多数。
2005年には東京イラストレーターズ・ソサエティの理事長を務める。
自著に小説『アマリリス』、エッセイ『たびたびの旅』、
絵本『がたん ごとん がたん ごとん』『クッキーのおべんとうやさん』、漫画『青の時代』『完全版 普通の人』など多数。
作品集として、これまでの作品や活動を初めて網羅的に収集した『イラストレーター 安西水丸』、
一人のイラストレーターが何を感じ、どのように過ごしてきたのか、珠玉の絵に言葉を添えた『一本の水平線』がある。