8月6日(土)まで会期を延長致しました。

ポルトレ Portrait
『ポルトレ 普及版』刊行記念 上田義彦写真展

会期: 2022年7月19日(火)~7月30日 (土)  8月6日(土)
開廊時間:平日 11〜19時 土 11〜17時 日休み 初日7/19のみ13〜19時
※状況により時間を変更することがございますので、ご来場前にHP・twitterにてご確認ください。

【展示内容】
20世紀から今世紀はじめにかけて、上田義彦が月一回のペースで撮影した38人の肖像を収めた『ポルトレ』が、このたび田畑書店から普及版として刊行されます。
山陽堂書店ではそれにあわせて、安岡章太郎、大野一雄、白川静、大島渚、山田風太郎、北杜夫など、同書から作家や芸術家を中心に選んだポートレート写真を展示します。
昭和を生きた巨匠たちをとらえた写真が、時を超え繊細なディテールをもって語りかけてきます。
被写体の人格のみならず、その場の空気までを撮る、上田義彦の写真術の粋をぜひごらんください。

【書籍情報】
『ポルトレ 普及版』
2022年6月8日 発売予定
四六判変型(178ミリ×125ミリ)・312頁/PUR製本/シュリンク掛
写真131点(トリプルトーン)
定価:4950円(税込)
ブックデザイン:原研哉+井上幸恵

 

【著者情報】
1957年、兵庫に生まれる。写真家。多摩美術大学教授。
東京ADC賞、ニューヨークADC、日本写真家協会作家賞など、国内外の様々な賞を受賞。
2011年にGallery916を主宰。
代表作に、ネイティブアメリカンの聖なる森を捉えた『Quinault』(京都書院、1993)、
「山海塾」を主宰する前衛舞踏家・天児牛大のポートレート集『AMAGATSU』(光琳社、1995)、
自身の家族に寄り添うようにカメラを向けた『at Home』(リトルモア、2006)、
生命の源をテーマにした『Materia』(求龍堂、2012)、30有余年の活動を集大成した『A Life with Camera』(羽鳥書店、2015)など。
近著には、Quinault・屋久島・奈良春日大社の3つの原生林を撮り下ろした『FOREST 印象と記憶 1989-2017』(青幻舎、2018)、
一枚の白い紙に落ちる光と影の記憶『68TH STREET』(ユナイテッドヴァガボンズ、2018)、
『林檎の木』(赤々舎、2017)などがある。
また、2021年に公開された、映画『椿の庭』は大きな反響を呼び、映画監督としての仕事も注目されている。

上田義彦 公式HP http://www.yoshihikoueda.com/

(著者近影)Photo by Yoshiko Kojima