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2020年2月12日 更新
『すこしおなかすいてきた』(林木林/作 東久世/絵)小さい書房1,300円+税


林木林さんから送られてきた本書の原稿に、

「コロッケのあがる音さえ、小鳥のさえずりに聞こえた」という一行がありました。

それを見たわたしは「???」。

でも改めてコロッケの揚がる音を目をつぶって聞いてみると...

ここから先はどうぞみなさんお試し下さい。

同じ景色をみても、自分の気持ちしだいで全く違って見えることがあります。

うまくいっている時は明るく見えた世界が、一転してどんより曇ってしまうことも。

誰の日常にもある「明」と「暗」。わたしたちはそんな毎日と折り合いをつけながら生きていく。だからときには自分にエールを--!これは小さな「エール本」です。                                                                (編集担当)

~『すこしおなかすいてきた』紹介文より~

作/林木林(はやしきりん)

詩人、絵本作家、作詞家。ことば遊びの分野でも活躍中。

絵本『ひだまり』(絵 岡田千晶 光村教育図書)で

66回産経児童出版文化賞産経新聞社賞を受賞。

 

絵/東久世(あずまひさよ)

服飾学校を卒業後、テキスタイル図案作成の仕事をしながら

絵を描き始める。動物や、動物を擬人化した世界を中心に

装画などを手がける。猫が好き。


◇『すこしおなかすいてきた』原画展

https://sanyodo-shoten.co.jp/gallery/schedule.html#1026