2018年5月31日(木)〜6月12日(火)
月- 11〜19時 土 11〜17時 日・祝休
「珈琲屋 大坊さんと森光さんと」
珈琲の神様、ありがとう----
山陽堂書店のご近所にあった『大坊珈琲店』(2013年末に閉店)の大坊勝次氏と、
福岡『珈琲美美』の森光宗男氏(故人)。
世界でも稀有な喫茶文化が広がる国内はもちろん、「ブルーボトルコーヒー」の創業者を始め、海外のコーヒー好きからも尊敬される「焙煎とネルドリップの名人」ふたり。
森光氏が亡くなるまでに行われた、珈琲をめぐる3回の対談を再現する1冊が、ついに刊行されることに。
珈琲とはなにか。珈琲を淹れるとは? お店には何が必要か?
美術、音楽、店に来てくれたお客さんたち----そして、人生とは。
往年のファンから、珈琲屋を目指す次世代まで、珈琲という共通語でつながった
すべての人に贈る珠玉の対談本。取材の際に撮られた、ふたつのお店の写真展示を行います。
*写真撮影は、一部のコーナー以外はご遠慮いただきます。
大坊勝次(だいぼう・かつじ) 1947年岩手県盛岡生まれ。南青山の喫茶店「大坊珈琲店」店主。1975年の開店以来、自家焙煎にネルドリップというスタイルも、内装も変えずに営んできたが、2013年12月にビルの取り壊しにより惜しまれつつ閉店した。
森光宗男 (もりみつ・むねお) 1947年福岡県久留米生まれ。高校卒業後、桑沢デザイン研究所(専門学校)へ。ハワイ・オアフ島に半年間滞在した後、1972年東京・吉祥寺の珈琲店「もか」に入店。標交紀氏より5年間指導を受ける。1977年福岡市今泉に自家焙煎ホーム・コーヒー販売、ネル・ドリップの店「珈琲美美」を開業、2009年に市内赤坂に移転。2016年12月に死去(お店は妻の充子さんが引き継いで営業中)。
主催 山陽堂書店&新潮社
写真 菅野健児
協力 大坊勝次&惠子
【一日珈琲店のご案内】
展示期間中の6月1日(金)・2日(土)、山陽堂書店3階で大坊勝次氏が喫茶営業を致します。
予め下記事項をご確認のうえお越しください。
・営業時間は13〜17時となります。(※受付は12時半より)
2階ギャラリーにて受付(会計)を済ませた方から順にご案内致します。代金(700円)と
引き換えにお渡しする整理券を持って2階ギャラリーまたは1階書店にてお待ち下さい。
・提供できる数に限りがある為、17時以前に営業終了となる場合もございます。
・ 2杯目を希望される方は再度受付をお願い致します。
・ 予約は承っておりません。電話でのお問い合わせもご遠慮ください。
・珈琲豆の販売はございません。