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2016年2月 2日 更新
『山陽堂書店の絵と書皮展』
『山陽堂書店の絵と書皮展』
山陽堂書店のことは知らなくても、
谷内六郎さんの壁画ならご存知の方がたくさんいらっしゃることでしょう。
(レジにいると道行く人の会話がよく聞こえてくるのです。
「えー、ここ本屋だったの?知らなかったあ」と。)

山陽堂が谷内六郎さんの壁画とご縁をいただいたのは今から50数年前。
当時の新潮社・社長が改装中の山陽堂の前を通って、
ここに『週刊新潮』の表紙を壁画にしたらどうかと思われたのが始まりのようです。
(確かなことはわかりません。当時の山陽堂店主も新潮社の社長も他界しました。)

現在の壁画は2代目。
一代目はセーラー服の少女が飛んでいった赤い風船を見上げている黄色の壁画でした。

さて、山陽堂は2011年6月に『ギャラリーのある本屋』になりました。
おかげさまで、これまであまりご縁のなかった
画家、イラストレーター、漫画家の方たちとのつながりができました。

また、昨年の秋にはイラストレーターの和田誠さんにオリジナル書皮(しょひ・ブックカバー)を作成していただきました。
山陽堂がオリジナル書皮を使用するのは、戦前に使用してから80数年来のことです。

この度、山陽堂をモチーフに描いていただいた絵、書皮の原画を展示いたします。

お楽しみしただけましたら幸いです。