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2012年11月24日 更新
『ちいさな山陽堂コレクション展』11月24日から4日間開催(日休み)
山陽堂にも少しずつですが絵が集まってきました。
みなさまにも愉しんでいただきたいと思い、
4日間だけ開催させていただきます。

和田誠さんの作品2点は、
このあと山陽堂から旅立っていきます。
ぜひ、この機会にご覧いただけたらうれしいです。
この作品は、和田誠さんが
『東日本大震災チャリティイラストレーションコーナー』に
出品されたものです。

うさぎの絵『干支』は、安西水丸さんと和田誠さんの作品。
2010年『AD-LIB』展を観にいったとき、
「この絵がほしい!」
と思って買ったはじめての絵です。
山陽堂はうさぎ年で干支を10周して、
2010年に創業120年を迎えたこともあり、
ピンときたのかもしれません。

同じくお二人の作品『一服』は
はじめに左側に水丸さんがマッチの絵を描き
和田さんが右側に「キャメル」のタバコのパッケージを描いています。
お二人に展覧会「番外・AD-LIB」を開催していただいたとき、
いろいろな話を伺うことができました。
終戦のとき9歳だった和田さんは、
「ギブミーチョコレート」
とはどうしても言えなかったそうです。
友達があとから譲ってくれたチョコレートよりも、
そのパッケージデザインに魅かれたのことでした。
水丸さんのマッチのイラストを観たときに、
和田さんの頭の中で、戦後の風景と共に、
アメリカタバコ「キャメル」のパッケージが浮かんできたのかな?
などと想像したら欲しくなってしまいました。

六郎さんの絵『傘の穴は一番星』は、
昨年、天野祐吉作業室さんで『北風とぬり絵展』を開催したときに、
六郎さんの奥様から贈っていただいたものです。
壁画と同じ絵です。
箱を開けたときの気持ちは、ブログに書かせていただいています。
いつか、六郎さんのご家族にお目にかかりたいと思っていましたが、
このような形でお会いできるとは思ってもいませんでした。

一階の書店には、
安西水丸さんのシルクスクリーン
『リトルプリンス』も展示しています。