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2012年5月11日 更新
『夜は、待っている。』糸井重里著 東京糸井重里事務所1470円

死者にも居心地のいい世界が、

生者にとっても生きやすい世界なんだと思うんです。

どんな人でも、つまり、ぼくも、あなたも・・・・・・。

おかあさんでも、おじいさんでも、赤ちゃんでも、

かならずいつかは死ぬわけです。

「死んだ人のことはどうでもいい」世界だったら、

やがて行く先が断崖絶壁ということになっちゃう。

生者は、やがて死者としてじぶんの行く先を、

ただの闇にしてはならないと考えるようになりました。

生者と死者が、つながっていて、たがいを思いやる。

それは、きっと優しい社会なんじゃないかなあ。

―「夜は、まっている。」より―

 

「忘れてないよ」のいちばんの表現は「会う」だよねー。

―「夜は、まっている。」より―