ぼくは　いつも　おこられる。

いえでも　がっこうでも・・・・・・。

きのうも　おこられたし、

きょうも　おこられてる。

きっと　あしたも　おこられるやろ・・・・・・。

ぼくは　どないしたら　おこられへんのやろ

ぼくは　どないしたら　ほめてもらえるのやろ。

ぼくは「わるいこ」なんやろか・・・・・・。

ぼくは、しょうがっこうに　にゅうがくしてから

おしえてもらった　ひらがなで、

たなばたさまに　おねがいを　かいた。

ひらがな　ひとつずつ、こころを　こめて・・・・・・。

クリスマスを前に山陽堂なりにセレクトした絵本をおいています。

きのうこんなお母さんがこの本を買っていってくれました。

「読んでたら、いつも息子に怒ってばかりだから涙でちゃったわ・・・」

お母さんのこころを動かした一冊の絵本。

この本と出合ったことでお母さんのなかで

化学反応のようなものが起こり始めたのではないでしょうか。

それに一番はじめに気づくのは、きっと息子さんなのでしょう。